学校教育に詳しい人ほど知っておきたい！教育政策の最新動向とは？

教育政策は、時々代わるものであり、現在も新しい動きが出ています。知っておきたい最新の動向を、以下に紹介します。

2020年からスタートした、大学入試改革では、民間の大学入試共通テストが導入されました。これによって、個々の大学で異なる入試制度から、全国共通の試験制度によって受験ができることになりました。これによって統一性が出て、受験生側にも従来よりも受験しやすくなるメリットがあります。

教育費の値上がりは心配な問題ですが、2020年から授業料の上限が引き下げられ、生徒・保護者には嬉しい制度が導入されました。また、教育ローンの制度も改訂がなされ、経済的に苦しい現状にある方にも、安心して教育を受けることができる支援制度が整備されつつあります。

グローバル化が進む現代において、英語力の重要性が高まっています。国も英語教育に力を入れていることから、小学校３年生からは英語の必修化、５年生からは外国語として教科化されました。英語力測定が定期的に行われる「英検」も人気です。どの教科においてもそうですが、文部科学省も全国どこでも一律同じような教育を受けることができるように、英語・外国語においても「学習指導要領」が作られ、学校での英語指導力の向上に取り組んでいます。

コロナ禍の影響もあって、遠隔授業が急増しました。特に、不登校児童への支援として、遠隔授業が行われることになり、大きな注目を集めています。今後も教育現場での遠隔教育・遠隔授業に向けての技術開発が進むことが予想されます。 以上が、教育政策の最新動向の一部です。業界関係者や保護者の方は、このような動向をしっかりと理解し、自分たちや子供たちにとって、最適な教育環境を作り上げていくことが大切です。